最初の1週間 · 基礎 · デジタルノマド
【2026年版】チェンマイ到着後の1週間やることリスト|TM30・SIM・部屋探し・飲料水の段取りまとめ
チェンマイ到着から最初の7日間でやるべきことをまとめたチェックリスト。TM30外国人居住届、現地SIMの購入、バイクでの内見、飲料水ボトルの定期配達手配まで、スムーズに生活を立ち上げる手順を解説します。
By Delta
到着後1週間のやることフロー
0日目(到着日): ホテルにチェックインしたら、すぐにフロントへTM30(外国人居住届)の提出を依頼する。
1日目: 休息を取りつつ、セブンイレブンでタイ現地のSIMカードを購入して通信を開通させる。
2日目: スクーターをレンタルし、気になるアパートやコンドミニアムの内見を一気に回る。
3〜7日目: 入居手続き、18.9L飲料水ボトルの定期配達の注文、作業環境(カフェ・コワーキング)の開拓。
チェンマイへようこそ。このガイドでは、現地に到着してから生活基盤を最短で立ち上げるための実践的な流れをまとめています。「公的手続き・通信」→「住まい」→「仕事環境と日々のインフラ」の順で進めるのが最も効率的です。
ホテル到着後:まずはTM30(外国人居住届)の提出を依頼
荷物を解く前に、フロントやホストにTM30の提出手続き を依頼しておきましょう。
TM30(外国人居住届) は、外国人がどこに滞在しているかをタイ入国管理局へ届け出る公的な手続きです。宿泊先の施設側(ホテルやコンドミニアムの家主)に提出義務があります。到着から 24時間以内 の届出が原則とされています。
到着初日に依頼しておくべき理由は主に2点あります:
- 受領証の発行に時間がかかる場合がある: ホテル側がオンライン申請を行い、受領書(Receipt)を手元に用意するまでに半日〜丸1日ほどかかることがあります。
- 後々のビザ関連手続きで必須になる: 将来的に ビザの延長、長期ビザへの切り替え、90日レポート などを入国管理局で行う際、直近のTM30受領書の提示を求められます。
通信環境の確保:セブンイレブンでタイの現地SIMを購入
フライトの疲れを取ったら、タイ現地のSIMカードを購入して電話番号を取得 します。
空港やホテルのWi-Fiだけでも急場はしのげますが、チェンマイでの日常を円滑に過ごすには タイの電話番号 が欠かせません。
- 生活アプリのSMS認証(OTP)に必須: LINE、Grab、TrueMoney、銀行アプリ、不動産仲介との連絡は現地番号が前提となっています。
- 安価で高速なモバイル通信: 高額な日本の海外ローミングに頼るよりも圧倒的に経済的で安定しています。
- 通話による連絡が主流: 家主、フードデリバリーの配達員、修理業者などは、テキストメッセージよりも電話でのやり取りを好む傾向があります。
手軽でおすすめなのは セブンイレブン(7-Eleven) での購入です。旅行者向けのパッケージが常備されており、199バーツ(約30日分、約850円) のプランで最初の1か月は十分まかなえます。購入時には パスポート原本 の提示が必要です。
プランの選択肢: 1週間有効な 49バーツ のプラン、約30日間有効な 199バーツ のプラン、大容量データ通信付きの 500バーツ以上 のプランなどがあります。期限が切れる前にコンビニ店頭や公式アプリ(True/DTACアプリ)でチャージ(Top-up)すれば、毎月新しいSIMを買い直す必要はありません。
データ残量の確認や追加チャージには DTAC / Trueアプリ を使います。日本のクレジットカードから直接チャージでき、容量追加もスムーズです。
※一部の観光地中心部にあるセブンイレブンでは「外国人向けパッケージがない」と案内されることがあります。その場合は旧市街周辺や住宅街寄りの店舗に行けば、通常通りスムーズに購入・開通してもらえます。
SIMカードを挿入して通信を確認したら、生活に必要なアプリをインストールして初期設定を済ませましょう。配車、デリバリー、決済アプリの使い分けは チェンマイ生活でまず入れておきたい必須アプリ にまとめています。
住まいの確保:2日目からバイクで内見をスタート
滞在2日目 から本格的な部屋探し・物件の内見を始めます。
チェンマイの賃貸物件はデジタルノマド向けに整備されており、家具・家電付き(Fully Furnished)が基本です。ただし、ネットの写真だけで長期契約を結ぶのは避けてください。日当たり、騒音、排水の匂い、エアコンの効き具合などは写真では判断できません。契約前には必ず チェンマイの賃貸・部屋の借り方完全ガイド を確認し、敷金や契約条項のチェックポイントを押さえておきましょう。
内見の移動手段としては、二輪車の運転に慣れている方なら バイク(スクーター)のレンタル が最も機動力に優れています。物件はニマンヘミン、旧市街、サンティタム、チェットヨートなどに点在しているため、バイクがあれば半日で4〜5件を効率よく回れます。
各エリアの特徴や家賃相場を比較しながら、エリア選びガイド と 家賃相場まとめ を参考に予算を絞り込んでいきましょう。
部屋が決まって鍵を受け取ったら、気分転換や集中作業のための 仕事場(サードプレイス) も確保しておくと安心です。ニマンヘミンの Yellow Coworking や旧市街の Alt_ChiangMai など、電源と高速Wi-Fiが整った環境をいくつか把握しておきましょう。
飲料水の手配:18.9Lボトルの定期配達を申し込む
入居先が決まったら、日々の飲み水を手配します。炎天下で毎日重いペットボトルをスーパーから買い出しするのは大変な負担です。
現地の水道水は直接飲めません。 また、水道水を沸騰させて飲むのもおすすめしません。 チェンマイの水道水は極めて硬度の高い硬水のため、煮沸しても石灰分は除去できず、ケトルにあっという間に白い水垢がこびり付きます。
長期滞在者にとって最も安価で快適なのが 18.9Lガロンボトルの定期配達サービス です。詰め替え料金は1本あたり約 35バーツ(約150円) で、初回のみボトルの保証金(デポジット)として 100〜200バーツ 程度を預けます。空になったボトルを玄関前に出しておけば、巡回ドライバーが新しいボトルと交換してくれます。
コンドミニアムの管理事務所(Juristic Office)経由で手配できるほか、LINE や Facebook から配達業者へ直接注文することも可能です。銘柄の選び方や連絡先は チェンマイの飲み水・ボトル水配達ガイド に詳しくまとめています。
生活を軌道に乗せるための追加チェック項目
インフラが整ったら、以下の項目も順次進めていきましょう。
- 移動手段の使い分け: バイクを運転しない日はGrabやBoltを活用。ルートに慣れれば乗合の赤ソンテウ(Songthaew)も格安で便利です。
- 現地の食事に慣れる: ナイトマーケットやローカル食堂を訪れて、現地の味付けや物価感覚に慣れておきましょう。
- 決済環境の整備: タイの銀行口座がなくても、パスポートでTrueMoneyを開設すれば街中のPromptPay QRコードで決済できます。手順は チェンマイの支払い完全ガイド を参照してください。
- 医療と薬局の確認: 近隣の総合病院や薬局の場所を把握し、解熱鎮痛剤(パラセタモール)や経口補水液(ORS)、虫除けスプレーを常備しておきます。
最初の1週間は 観光よりも生活基盤のセットアップ に集中するのが、チェンマイでの滞在を長期的に快適にする最大のコツです。
よくある質問(FAQ)
Q: スクーターをレンタルするのに国際運転免許証は必要ですか? A: レンタルショップ自体はパスポートの提示だけでバイクを貸し出してくれることが多いです。しかし、日本の二輪免許証および国際運転免許証を所持せずに公道を運転するのはタイの法律上違反であり、万一の事故時に海外旅行保険が適用されません。旧市街周辺では警察による検問が日常的に行われており、無免許運転には反則金(500〜1,000バーツ程度)が科されます。
Q: 到着直後の最初の数日間はどのエリアに滞在するのがおすすめですか? A: 滞在の目的によって異なります。カフェでの作業環境やノマドコミュニティへのアクセスを最優先するなら ニマンヘミン(Nimman)、寺院巡りや街歩きを楽しみたいなら 旧市街(Old City)、手頃な長期滞在用アパートを探したいなら サンティタム(Santitham) がおすすめです。
Q: チェンマイの水道水は煮沸すれば飲めますか? A: おすすめしません。煮沸消毒によって雑菌は死滅しますが、水道水に含まれる高濃度のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分や配管由来の不純物は除去できません。ケトルの故障原因にもなるため、市販の飲料水や18.9Lボトル配達水をご利用ください。